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1ヶ月でサクッと応用情報技術者試験に一発合格した話

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ソスです。

2016年10月に行われた応用情報技術者試験に合格しました。

非常に受験者が多くポピュラーな資格ですので、ありふれてはいますが自分の勉強方法と参考にした教材などについてご紹介できればと思います。

試験結果について

まず、以下が筆者の試験結果です。

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特別高いわけではないですが、十分安全圏で合格できたのではないかと思います。

勉強開始時の筆者のレベル

2015年度10月の試験で、基本情報には合格していました。

応用情報の受験は初めてです。

仕事でネットワーク技術に関連する経験はしていましたが、それ以外の得意分野は特にありませんでした。

勉強期間と勉強方法

勉強期間については、タイトルにも書いた通り1ヶ月ほどです。仕事をしながらでしたので、1日当たりの勉強時間は平日1~2時間程度、休日は3〜4時間ほど費やしていました。

前半の2週間ほどは午前問題の対策を行い、その後午後問題の演習に入りました。

午前問題対策

有名な話ですが、応用情報の午前問題は一定の割合(諸説あり年度にもよりますが、4割前後という意見が多いですね)で過去問から出題されます。

従って、午前問題の対策はひたすら過去問を解いていくことが最も有効であると思われます。

過去問はIPAのサイトで公開されていますし、学習用のアプリやWebサービスも豊富に提供されています。

筆者は、以下のサイトを利用しました。

www.ap-siken.com

こちらのサイトの「過去問道場」というコンテンツでは、過去10年分以上の午前問題が収録されています。

非常に高機能で、IDを登録すれば間違えた問題の管理や学習履歴の参照が可能です。

また、計算が必要な問題を出題しないオプションもありますので、通勤中等にスマートフォンを用いて過去問を解くことも可能です。

筆者の場合は過去8年分、15回程度の過去問を繰り返し解いきました。

2〜3度解いていると 問題文と解答を記憶してしまうものもありますが、それくらいで良いでしょう。また、繰り返すことで解答スピードが上がり徐々に効率も良くなって行きます。

1年前の基本情報受験時の記憶がかすかに残っていましたので問題演習から入りましたが、知識のインプットから始めたいという方は、一冊テキストを通読すると良いでしょう。

個人的なオススメは、以下です。

情報量が豊富で、特にテクノロジ系とストラテジ系の内容は詳細に解説されています。

筆者は午前問題の過去問を解いて行きながら、不明な点に関してはこのテキストを辞書的に使用して学習を進めました。

過去問道場で、安定して8割後半から9割程度正答できるようになれば、十分合格圏内だと思います。

午後問題対策

午後問題は、午前問題の内容に対し応用力が要される問題が出題されると言います。

そうはいっても、実際のところは知識がなくとも問題の読解力で解答できたり、午前問題の知識とあまり関係がなさそうな問題も出題されます。

そのため、応用情報の午後問題は国語の問題である、とよく言われたりしますね。

午後に関しても基本的には、午前問題同様過去問を解いていくのが王道な対策です。

但し、午後問題では過去問と同じ内容が出題されることはありません。

あくまで、問題の傾向を掴むことと解答の練習をするということを念頭に置きましょう。

筆者は、午後問題対策に以下のテキストを使用しました。

基本は問題集なのですが、解説が非常に優れています。

午後問題の特色としては、以下のようなものがあります。

  • 記述式の問題が出題される
  • 全11問の出題から選択し、5問解答する(2016年10月時点)

記述式の問題に関しては、長い文章での論述を求められることはありませんが、語句を解答したり問題文から抜き出したりごく短い文章での説明が求められたりします。

特に記述式の問題で困る点として、つい深読みをして詳しく説明しすぎてしまったり、逆に問題の趣旨を読み違えてしまったりすることがあります。

このテキストで練習すれば正しい解答をする力が身につくと思います。

問題の選択の方ですが、11問の中で情報セキュリティの問題は必須で解答しなければなりません。それに加えて4問を自分で選択し、計5問解答する形になります。

現在(2016年10月時点)では、以下の選択肢があります。

  1. 情報セキュリティ
  2. 経営戦略
  3. プログラミング(アルゴリズム)
  4. システムアーキテクチャ
  5. ネットワーク
  6. データベース
  7. 組み込みシステム開発
  8. 情報システム開発
  9. プロジェクトマネジメント
  10. ITサービスマネジメント
  11. システム監査

同じ種類の問題でも年度によって難易度にばらつきがあります。難解な問題に当たった時に逃げられるよう、5問ギリギリではなく最低6問、できれば7問程度勉強しておくと良いでしょう。

筆者の場合は、必須の情報セキュリティと業務でネットワークを学んでいたこともありネットワークは確定、その他はいわゆる文系科目である経営戦略やマネジメント系を解くつもりでした。

加えて保険として、システム監査とプログラミングも勉強しておきました。

プログラミングに関しては、内容は基本情報のアルゴリズムと一緒で特定の言語に精通していなくても解答可能です。難易度的にも基本情報の時と同じくらいでしたので、解答できるように学習しておきました。

だいたい以上です。

上述したような学習を進めた結果、無事応用情報に合格することができました。

これから受験をするという方への参考になれば幸いです。

 

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