よし任せろ!

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IT系内容多めの雑記ブログ(にする予定)。アニメとか漫画の感想も書きます。

【アニメ】「プラネテス」の感想を全話分書いていく

ソスです。

 

今更ながら、名作と名高い"プラネテス"のアニメにハマりました。

現在進行形で視聴している途中なのですが、どんどん引き込まれています。

作品に関しての詳しいあらすじの紹介は公式サイトに載っていますが、

www.planet-es.net

ごくごく簡単に言うと、宇宙で働くサラリーマン達を描いたヒューマンドラマです(あってるよね?)。

 

では、ここから1話ずつ感想書いていきながら作品のご紹介をしていきます。

観るたび随時更新していく予定です。

※重大なネタバレに関してはなるべく気をつけますが、基本的にあまり意識しないで書きますので気にされる方はご注意ください。

  

 

プラネテス 第1話 大気の外で 感想

宇宙のゴミ(デブリ)による問題と、それを回収するサラリーマンという設定は一発で引き込まれるものがあると思いました。物語の中心となる"デブリ課"へ新人が配属されるところからスタートし、もしかしてお仕事アニメとして楽しめるのかなと期待。

デブリ課の人たちは、技術者になるんだろうか。

 

基本的には業務紹介みたいな内容でしたが、その中で各キャラクターの性質がよくわかるように作られています。特に、新人タナベのキャラクターは非常によく伝わりました。

新人なので本来は視聴者に近い視点のキャラクターのはずなのですが、考え方が強烈すぎて(よく言えば純粋)多くの人はタナベにあまり感情移入できないと思います。ただ、共感はできないけれど、どんな人物かはよく伝わるんです。

「あー、現場を振り回して周りを変えちゃう系の新人なのかな?」って予想しました。タイプは違うけど、例えばGTOの鬼塚先生みたいな。これなら感情移入する必要はなく、顛末を見守るだけでも楽しめそうだ。

 

"宇宙飛行士だって、サラリーマンなんだ!"という主人公ハチマキの台詞が象徴的で、一言でプラネテスという作品背景を表しているんだと思います(主人公ってハチマキでいいんだよね?)。

宇宙空間が身近なものになっていて、それでも人間は決して生身で適応できないわけで。だから彼らのような仕事が必要でもあるのでしょう。

 

最後はちょっといい話にしたと見せかけて軽くオチをつけ終わるわけですが、エンディングへの入りが素敵すぎた!

酒井ミキオ氏のめちゃくちゃ良い声も相まって、最後まで良い気持ちで観ることができました。

 

プラネテス 第2話 夢のような 感想

1話でエンディングに言及しましたが、オープニングもかっこよすぎるだろ!

曲ももちろんいいんだけど、ロケットや機械類の書き込みがすごい気合い入ってました。その手の機械には全く詳しくないですが、とんでもなく細かく書き込まれているのが素人目にもよくわかります。映像の流れで宇宙開発の歴史を表しているのでしょうが、美少女アニメっぽい人物紹介も入っていたり。とにかく、ワクワクするオープニングでした!オープニングだけ何度も見返したくなる。

 

本編は、多分ハチマキ回だったんでしょう。ハチマキの夢と、人柄がわかるような構成になっていたと思います。

終盤のお仕事シーンでは、友人の名誉のために(もちろんデブリ回収屋としての使命感もあるのでしょうが)身の危険を顧みずに役目を果たします。

この点で、一見ハチマキが不真面目で帰属意識が希薄そうに見えますが、本当は仲間思いであるということがわかります。このエピソードには、ハチマキのキャラクター性を植え付けるという役割もあったと考えられます。熱い男!素敵でした!

 

あ、あと冒頭の宝くじダンス(?)は耳に残りました。 

 

プラネテス 第3話 帰還軌道 感想

まず印象に残ったは生命保険屋さんの勧誘。デブリ回収は危険な仕事だという暗喩でしょう。実際の営業はここまでグイグイ来ないでしょうが、サラリーマンなら似たような経験をしている方も多いと思います。思わず苦笑いするシーンが満載でした。あとは"遺書"のシーンも設定が凝っていると思いましたが、現実にある危険な仕事でもああいうのあるんでしょうかね。

 

後半のデブリ回収では、タナベとハチマキ(というかタナベ以外)の間で、第1話と同じような衝突が発生します。が、タナベは更に強烈な行動に出てしまいます。

普通ここまでするか?という行動に加えて、言っている事もよくわからない…のですが、ただただ純粋に一生懸命なのは伝わってきます。タナベの、"一筋縄じゃいかない感"がさらに強く刷り込まれることになるでしょう。

 

最終的に、タナベの考えが受け入れられた(ように見える)のですが、恐らくどちらが正しいとかいう問題でもなさそうです(というより、まだわからない)。なんならハチマキの主張にしてもあまり実感できないので笑

宇宙と人との危うい均衡のようなものが垣間見える回でした。

 

プラネテス 第4話 仕事として 感想

一言でいうと、スカッとする話。だと思います。思惑通り、スカッとしました。王道な流れですが、普通に面白く観ることができました。

ゲストキャラとしてお偉いさんのボンボンみたいなのが出てくるのですが、もう最初の瞬間からどんな人物かだいたいわかる、非常にわっかりやすいキャラクターでしたね。

 

ボンボン君の考えの対比として、デブリ屋という仕事の尊さやデブリ課の人達のプライドがよく伝わってくるので、胸が熱くなるエピソードでした。

あと、ハチマキがタナベのことをちょっと認め始める契機となる展開もあるんですが、その場面でも少しジーーーンときました。

 

この辺りから、"プラネテス"にけっこうハマってきていることを自覚します。

 

プラネテス 第5話 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 感想

なんか群像劇みたいな回。全体としての本筋にはあんまり関わって来ないんでしょうが、1話完結のエピソードとしてはそこそこ楽しめました。こういういろんな人の視点が入り混じって集約していく話は面白いです。ただ、原作には間違いなくないエピソードだろうなと思いました。休暇中の話なのでお仕事シーンはなし。

 

ただまあ、これまでのプラネテスの流れを考えると若干違和感というか、迷走している感じは否めませんでした。

 

あ、人質のシーンは少し目頭が熱くなるところでした(おかしいかな?)。

 

プラネテス 第6話 月のムササビ 感想

通称"忍者回"と呼ばれているそうな。ストーリー的には前回に引き続き異色な感じがしましたが(むしろ展開は王道なんだけど)、月の重力の少なさを存分に活かした演出が印象的でした。

 

全体として、非常にコメディタッチが強い話です。まあ、忍者の正体を知った時とかはちょっと悲しい気持ちになったりしましたけど。

これまでの"プラネテス"の作風とギャップがあり、巷では酷評されているエピソードでもあるようです。個人的にはそんなに嫌いじゃなくて、終盤の脱出シーンとかはバカバカしくて笑えたけどなあ…

そして、この話ではハチマキは思ったより律儀でノリの良い人物に書かれていて、印象が少し変わります。

 

ただ途中で挟まるお見合いのシーンは唐突すぎたかと。ハチマキの女性関係や家族構成等のバックボーンもあまり説明されていなかったので、ちょっと???って感じでした。

 

 

プラネテス 第7話 地球外少女 感想

第6話のオチで入院した展開がしっかり引き継がれていて笑いました。

このエピソードは原作の漫画版"プラネテス"にも含まれているようで、人気が高いお話です。入院先の病院でハチマキが"ノノ"という女性に出会うところが大きな展開ですね。ハチマキがノノに対し、普段の態度からはあまり想像できないくらい優しい言葉遣いになっていたところが印象に残ります。ハチマキとノノの会話の中にはいくつか伏線が含まれており、エピソードの最後に回収されます。

 

あと中盤でベテラン宇宙飛行士(名前忘れちゃった)に関するエピソードも挿入されます。そこでは単純に宇宙の恐ろしさが表現されているわけではなく、大好きな宇宙なのに人とは相容れないみたいな、そんなメッセージが込められていた、のかな?(←よくわかってない)

 

最後のノノとハチマキのシーンは見せ場です。詳細は述べませんが、プラネテスという作品の根幹に関わるメッセージが含まれている(と思う)重要な場面でした。

エンディングへの入り方もいつもに増してグッとくるものがあり、心に残るエピソードになりました。5話、6話と雰囲気が違いましたが、7話で軌道修正されたような感じがします笑

 

プラネテス 第8話 拠るべき場所 感想

フィーさんはやっぱり優秀らしい。ここまで見れば大体わかってたけど。

フィーさんに焦点が当たる回で、事業部長との関係も明らかになります。優秀なフィーさんが出世を取るか今の環境(仲間)を取るか、みたいなのがメインのテーマ。後半のデブリ回収に際して、ハチマキがフィーさんに心配をかけないように"俺たちだけでやれるところを見せよう!"という発想がなんとなく可愛らしかったです。帰ってきたドラえもん的な展開ですね。

 

お仕事シーンでは、現場では役に立たない上司の描写が絶妙で、その点に共感できた方もいるのではないかと思います(ネガティブな共感ですけど…)。最終的には全員の力を合わせるんですけどね。そして今回のデブリはなんか恐ろしいものでした。エヴァの使徒かな?

 

総括すると、やっぱフィーさんすげえええええ

と再確認することになる回した。

 

フィーさんが出世と仲間のどちらを選ぶかに関しては、"拠るべき場所"というタイトルが回収している気がします笑。

 

プラネテス 第9話 心のこり 感想

ハチマキの師匠的な人、ギガルド先生が登場します。先生が公務員として監査で一緒になるという展開もまた生々しい。ギガルド先生の一時的なデブリ課加入により、"ハチマキの過去"と"ハチマキとタナベの恋愛模様"に関わる描写が挟まります。特に恋愛に関しては、イケメンエリートのチェンシンさんと金髪の女のひと(名前忘れた)が絡んできて複雑になってきました。最初にこのアニメを見たときは、こんなラブコメ的な展開が含まれているとは全く思いませんでした(嫌なわけじゃないです)。

 

例によって後半はお仕事シーンですが、犯罪集団が登場します。不法投棄の手口が妙にリアルでした。その集団とデブリ課+ギガルト先生が衝突するのですが、敵が物騒すぎるだろ!!

敵というか宇宙空間での戦闘が恐ろしいのですが、普通に相手殺しにきてましたからね。先生が飛んでっちゃうところは、ヒヤヒヤしました(こういう存在感あるゲストキャラって、死んじゃう展開も結構ありますからね…)。

 

そして、この辺まで観ているとタナベが妙に可愛く思えてくることに気がつきました。

 

プラネテス 第10話 屑星の空 感想

ユーリ回。原作では第1話のお話らしいですね。純粋に感動できた良いエピソードでした。プラネテスという作品の代表的なエピソードといっても過言ではない気がします。ここまでのどれか1話をお勧めできるとしたら、第10話を選びます。

この回ではユーリの過去とデブリ回収の仕事をしている理由がわかります。またハチマキとタナベの微妙なすれ違いが描写され、痛々しいです。ハチマキはイライラしてます。

 

宇宙空間でのユーリ救出シーンは緊迫感があり、本当に落ちていきそうな恐怖感が伝わってきました。そして回想シーンからの伏線を回収するわけですが、この部分の演出は本当に心に響くものがあります。胸が痛くなるほど切ないけど、心が暖かくなりました。ぜひ見ていただきたい場面ですので、詳しくは語らないでおきます。

 

最後、造花のシーンからのエンディングの入りへはとてもとてもグッッときました。

 

プラネテス 第11話 バウンダリー・ライン

直前の10話をべた褒めしておいてアレですが、この11話も素晴らしいエピソードでした!極上の感動回が2回続くってなにそれって感じです。個人的にはこのエピソードが一番好きかもしれません

筋書きとしては、エルタニカという架空の国からきた技術者が、自らの開発した宇宙服の採用テストを受け入れてもらうためにテクノーラ社を訪れるというものです。紆余曲折ありデブリ課で採用テストを実施することになります。序盤〜中盤はコメディテイストな雰囲気が漂いますが、終盤のシーンが全部持っていきます。

このエピソードは何度も見返したいと思えます。宇宙服のおじさん泣く→クレアもらい泣き→ついでに僕も泣く、という流れが鉄板になりそう。

エンディングに入る最後のシーンで、宇宙服のおじさんが地球を眺めながら呟く一言が涙腺を破壊しにきてる…

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引用:TVアニメ「プラネテス」より © 幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP

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